
21世紀の人づくりを考える。
時代は、いま新たな瞬間を迎えようとしています。激動の20世紀から、輪郭すら見えない21世紀へと移り変わる時を迎えています。この世紀末にあたり、世界各国の指導者たちは過去の歴史を学び、そこから得た反省や教訓から、新たなパラダイムの構築を目指した作業を始めています。しかし国家間のさまざまな利害関係や見解の相違など、複雑な国際環境を反映してか、未だに共通の接点が見出せていないのが現実です。この時代に、日本は、また日本人は、どう行動すべきか。世界の中で今後どのような使命と役割を担っていけば共生できるのか。換言すれば、未来に向かって世界から信頼されるために、日本人は何を考え、いかに実践して行くべきか、哲学や志そして行動力が問われています。そこで、私たちは、いま一度天・地・歴史(人)から賦与された使命を自覚し、これからの行動の指針を見出すために、縁むすびに所縁があり、恵まれた自然環境と歴史遺産を持つこの出雲の地で、『縁むすび大会』を開催します。全国・世界の人々に「出合い、議論、そして創造」の場を提供します。ここで私たちは、国際共生社会の実現に寄与する人物の発掘や人材の育成について議論し、ここで得られた成果を人類共有の財産として、この地にビッグプロジェクトを提案し、21世紀を開くべく情報として、全国・世界に発信します。
世界八百万の会 会長 千家 尊祐
ごあいさつ
世紀末を迎え、国際情勢は、ますます混沌としてまいりました。特に、アジアは大変豹をとげ、日本を含む極東アジアは一触即発の状況が誰の目にも明らかになってまいりました。このような情勢下、新しい道を探るべく一昨年11月に海外から30名の参加を含む600名の参加を得て、「第1回神有月縁結び世界大会」を開催させていただきました。その後、情勢はさらに悪化。克服することが困難なレベルに達しています。この状況を打開するには、人の力の結集をおいて他にないと確信し、この度、第2回の本大会を人の心をテーマに、神々の国こと出雲の地で再び開催することになりました。この大会を契機に明日を開くべく、この地に「人の縁と感謝の歴史記念館建設構想」を提案し、計画をスタートさせたく思いますので多くの方々のご参加をお待ちしています。
第2回縁むすび大会実行委員長 小松 昭夫
配布資料・動画
